Ziri貧王子と赤貧騎士団2: ~コロナで無職になりました~、発売中です!
いい歳したオッサンが職を失うドキュメンタリー「Ziri貧王子と赤貧騎士団」の第二弾。
2020年7月1日、コロナによる業績悪化で会社が倒産、見事に無職になりました。生き残った親会社は、倒産した子会社のことなどまるっきりOUT OF 眼中(懐かしい)で、それが原因でハロワで口論になり、失業保険に対して「そんなはした金いるか!」とキレたことから、ぼくの無職ライフはスタートしました。ま、実際はした金なんですけどね。それでもあるとないとじゃ、全然違いますけど。
職を失い、その少し前にカネを失い、その前に子どもと妻、要するに離婚で家族を失い、さらに健康までなくしたぼくは、無敵の人になりました。もう何も恐れるモノも守るモノもない、スターを取ったマリオみたいな無敵具合。そんなぼくがチョイスした選択は「働かない」という、潔いものでした。
どうせ死ぬんだから、もう働かない。ニート&ホームレスとして、残りの人生を生きてやる!そう決意した矢先、体調悪化にブレーキがかかり、あれ?すぐには死ねないのか?と新たなる問題が生まれます。
それでも働かない。絶対に労働はしない。可能な限りギリギリまで、ニートとして生きてみせる!俺は無職じゃない、夢を織る、夢織だ!そう宣言して、普通だと思っていたオッサンが、ホームレスになることを決意するまでの、ドキュメンタリーです。
涙なくしては読破できない叙情詩ですので、ぜひハンカチを片手にご覧ください!
ついに始まった華麗なる無職生活!
失業保険で食いつなぐぜ!とハローワークに行ったら、働く意思のない方には支給できませんとか言われる始末。
( ゚Д゚)ハァ?
こっちはこの時のために会社員時代にガッツリ天引きされてんだ!とっとと寄越せ三下が!と詰め寄ると、働かないという言葉を撤回するまではダメだと超頑な態度。
結局、じゃあ要らねぇよ!と帰ってしまってそれっきり。
文字通りのガチ無職無収入に突入しました。
リアルタイムバトルゲームのHPみたく、くるくるとカウンターが回転して、口座の残高が減っていくけれど、それでも断固働く気がない自分のメンタルが少し心配だ!
寿命から逆算して1年間は遊んで暮らして、ラスト1年はホームレスとして燃え尽きる。
そんなマスタープラン、カメラとMacとギターを持って、路上生活。
乞食にはならないよ、あくまでストリート系というかテント持たないソロキャン?
生活保護だって受けねぇぞ、この野郎!?
ところがまさかの計画頓挫。
体調が思ったほど悪くならない。
最初に聞いた話では、今頃は病院に入ったり出たりの繰り返しだったのに、普通にのうのうと毎日暮らせるレベル。
おいおい、これだと寿命全うするぞ?みたいな。
命尽きるまで生きていかないとダメだ。
それあと何十年あるの!?
生きるにはカネがいる。
カネを稼ぐには働くしかない。
だけど働く気力はナッシング。
八方ふさがり!結局元気なままあてのない時間をホームレスとして生きるしかないのか!?
まぁ仕方ないね。
是非に及ばず。
そんなオッサンの、ある意味潔いイキザマ。
無職ではなく夢織ライフ100日間の記録。
7月から10月初旬までに撮った写真と、赤裸々なテキストでお送りしてます。
どうか読んでやってください。