OSAKA candid最新&最終版(あくまで現状では)、OSAKA candid 12 天国篇が発売になりました!
満を持して!マンをジして!(大事なことなので二回言いました)
2019年を迎えてすぐに制作を開始した「2018年シリーズ三部作」やっと完結です。
生きた!愛した!闘った!
嘘でぇーす!(アヘ顔ピースをしながら)
ひたすら怠惰に過ごしたオッサンの記録、第12弾!!
2018年7月から12月までの毎日。
毎日毎日、後悔だけを感じて、働く気力もなく、ギャルゲーとソシャゲだけに没頭するオヤジ。
あろうことか、結構大変な病気にまでかかってしまって、死んじゃうことも意識し始める。
し始めるけれど、結局、オナニーとゲームだけの毎日。
あとアニメとラノベもマストなアベレージディ!
基本、飲んだくれてるだけ。
生きてる意味とか存在する価値とかねーんじゃないの?と自問の結果、それすら自らの「様式美」だという結論に達した、心底終わってるオッサンの日常。
家族を失い、夢を失い、健康までも失ったけれど、それでも生きていくブザマさ。
蟻とキリギリスなら、断然キリギリス派、見さらせ!キリギリスのイキザマ!とシャウトしつつ、撮りまくった大阪の風景。
自由になれと他人を鼓舞する余裕なんてないので、オッサンは自分だけを鼓舞します。
まさかの777ページオーバーのボリューム。
2018年度だけで、1000ページを超える写真とボヤキを繰り広げるワンダーランド。
ぜひ2018年度版である、OSAKA candid 10地獄篇、11煉獄篇をご覧になってから、本作を紐解いてください。
何の救いもない。
何のカタルシスもない。
だけれどオッサンは2018年、確かに生きていた!(今も生きている!)
全身から出血しながら、それでもアホみたいに笑いながら、大阪の街を闊歩した!
そんなオッサンの生きた証です。
えー!? 生きた証とか言っちゃう?
大変でした。
このシリーズを作っていて、初めて「大変」だったと思い「しんどく」なったと感じ、途中で「嫌だ」なと投げそうになりました。
最長でも一年、最短なら数日前の出来事なので、情報があまりにリアルで三部作最初の「地獄篇」から厳しかったのですが、特に今の心情とリンクしちゃってる、この三作目は難産でした。
写真を選び、言葉を考える時間に、ひたすら襲いかかってくる、曰く言い難い悔恨の情。もう助けてくれぇー!ってマジで声に出したことは、一度や二度ではありません。
そこまでして、なぜこんなものを作るのか?
それはきっとぼくの業なのですよ。
そこに山があるから登るのと同じ理由です。かつて書きたいという想いで文章を綴りました。それと同じなのです。ぼくはきっと死ぬまで何かを作り続けないと、本当に死んでしまう性質なんでしょう。
怠惰で苦しい毎日ですが、いつかきっと、振り返って「あんなこともあったね」と、ぼく自身が思うために、この写真集は作ったのかもしれません。まったくもって自慰行為ですけど、良いのです、ぼくオナニー大好きなんで。
嘲笑覚悟で言いますが、これは文学なんです。ぼくの文学。自然主義と私小説が渾然一体となった文学。写真は地の文で、時々入るテキストが会話文。新しいカタチの小説なんですよ!
それだけは胸を張って言える気がします。
初めて味わった産みの苦しみ。オッサンがブザマにもがき続ける日常の記録。どうか一冊、手にとってやってください。もちろん今回も煩悩価格の108円。アンリミテッド会員の皆様はレンタル無料です。