新ジャンル、ぼやき飯!
意識的に食事内容を撮影してみたが、カメラロールを見ても、ラーメンと牛丼のエンドレスリピート!こんなエサみたいな食事じゃ、オシャレな感想なんか絶対に出てこない!
大人が食べるものじゃない、底辺の食事風景。
今日も孤独に独りメシ!
料理写真とぼやきテキストが合体した、比類なきグルメ本の第2弾、誰にも求めらていないのに、ここに登場!
今日も一人で、いただきますシリーズ第二弾、おっさん飯、おかわり。発売中です!
これまで一生懸命、それこそ大袈裟な表現ではなく、魂を削る勢いで、叙情的な写真集を作って出版してきたワケですが、実は歴代ダウンロード数トップなのが、このシリーズの前作、おっさん飯でした。
叙情詩よりも牛丼なんて、切ないぜ、まったくよぉ!
テレビ局勤務の同級生が、動物と食い物は数字が取れると言ってましたが、あれあながち嘘じゃないかもしれないですなぁ。
で、二匹目のどぜうを狙って、表紙も前作と同じナポリタンで制作してみました。
元々飲食店で料理の撮影をするのは苦手というか、嫌なんですよね。撮影するならスマホではなく、カメラで撮りたい。だけど運ばれてきた料理をまず撮影って、作ってくれた方に失礼じゃないかなって思うんですよ。撮ってる暇あったら温かいうちに食えって感じで。だもんでインスタ映えとか、真面目にクソ食らえって思ってるんですね。
しかし二匹目のどぜうを狙うなら撮らなきゃダメなワケで、撮るという行為を極力短く、さっさと済ませたいので、ほとんどの写真はiPhoneで撮っています。
写真集のためにわざわざ高い店なんかにゃ行ってません。オール日常生活ロケです。で、ある程度日数が経ってからカメラロールを見て、アタマを抱えました。
食ってるもんが、全部おんなじ!
有り得ない。まったくもって有り得ないバリエーションのなさ。ラーメン、カツ丼、牛丼、ナポリタン、カレーの繰り返し。真面目にこの5種類しかない。おいおいマジかよ!?って自分のことながら驚きました。
画像を見ながら構成を考えるんですけど、そんな写真しかないから、ぼやきしか浮かんでこないのですよ。
メニューそのものに対するぼやき、そのメニューを選択した自分へのぼやき、そもそも現状へのぼやき、人生へのぼやき、とにもかくにも、不平と不満しか出てこないのです。そんなもん写真集になるワケなかろーもん!?って感じです。
しかしそこで気づきました。
これは新ジャンルではないのか、と。
日々食べる料理の写真とぼやきのセット。うん、これは間違いなく新しい、新ジャンル「ぼやき飯」の完成だと!
というワケで、今日も一人で、いただきますシリーズ第二弾にして、新ジャンルの「ぼやき飯」第一弾、「おっさん飯、おかわり。」どうかダウンロードしてやってください!!
もちろんすべてのMamegohan Digital Publishing本同様に、アンリミテッド対応ですので、会員の皆様は無料でご覧になれます!