OSAKA candid第11弾!
2018年煉獄篇をお届けします!
大阪で空気を汚して生きるオッサンのイキザマ!
自ら呪縛の鎖を断ち切り、奴隷のような日々から解放されたと安堵した、春から夏の記録!
しかし安寧の時間は、警察からの一本の電話によって、あっさりと踏みにじられた!
リアルにこんなことが起こるなんて、ぶっちゃけ有り得ない!と可愛くシャウトしても、現実は物語の遙か斜め上からオッサンを襲う!容赦なく襲う!徹底的に襲う!
ラスト18ページの衝撃の展開に刮目せよ!!
最終章、天国篇へ読者を誘う、あざとさ満開の手法は、カタルシス皆無!!
前作地獄篇がちょっと冗長カナ?☆と思ったあなた、あれは壮大な前振りでしかなかった!
OSAKA candidシリーズ最大の問題作、今回も煩悩価格108円でお届けします!
OSAKA candid 11「煉獄篇」は10「地獄篇」から続く2018年の記録です。季節的には春から夏にかけて、ちょうど家族を捨てたくらいからスタートします。
満たされない毎日、見えない未来。いくら「残念ここがもう未来!」なんておちゃらけても、現実問題として明日は来る訳で、その明日が見えないってのは、本当にしんどいと実感していた日々の記録です。過去形で書いてみましたが、今現在もしんどいんですけどね(笑)
それでも家を出られた安堵からか、多少は穏やかな心が戻ってきます。戻ってきますが、それも一瞬のことでした。信じられない事件が次から次へと降りかかるのです。神様は僕に安寧を与えない。そんなスリルとサスペンスは日常に必要ないだろ?ってドラマが続きます。
残念ながら諸事情ですべての事件をリアルに発表できません。できませんが、そのうちの一つは、この写真集のクライマックスに掲載しています。
次作「天国編」でカタルシスはあるのか。それは僕にも分かりません。ぶっちゃけ今の暮らしを考えるとデウス・エクス・マキナはなかった訳で、カタルシスなんぞ望めないのは百も承知なんですけど、そこはここ(腕をぱんぱんしながら)を使って、一つの「物語」としての着地点を模索したいとは思っています。
ですので、ぜひともダウンロードしてやってください。オッサンがもがき苦しむ様を、どうか共有してください。ここ数年で僕が実感してるのは、サスペンスドラマってのは、テレビの中だけじゃないってことです。火サスのジングルが常に脳内再生される生活ってのは、一歩間違えばあなたにも起こりうるんです。その心構えのためにも!
「天国編」はできれば7月に出したいと思ってます。