先日、Fire7と8では、どちらが電子書籍を読むのに適しているのか、検証しました。
このサイトの記事にレスポンスは皆無なんですが、珍しく「これから電子書籍を本格的に楽しみたいが、Fire以外でもオススメがあれば紹介してほしい」というメールをいただきました。
ナイス!そういうコメント大歓迎です!(笑)
では独断と偏見で、電子書籍に最適なガジェットを考えてみましょう。
現時点では、電子書籍を読むのに適したガジェットとして以下のようなものがあります。
- 電子リーダー(eBook Reader): 電子書籍を読むのに特化したデバイスで、電子インク技術を使って紙のような目に優しい表示を提供します。代表的なブランドとして、AmazonのKindle、Kobo(Rakuten)の電子リーダーなどがあります。軽量で長時間のバッテリー駆動が可能なため、長時間の読書に適しています。
- タブレット: タブレットは多目的なデバイスで、電子書籍だけでなく、ウェブ閲覧やメディアの視聴、アプリの利用などもできます。AppleのiPad、SamsungのGalaxy Tab、MicrosoftのSurface、AmazonのFireなどが代表的なタブレットです。画面がカラフルで多機能ですが、長時間の読書には目の疲れを感じることがあるかもしれません。
- スマートフォン: ほとんどのスマートフォンは電子書籍アプリをサポートしており、常に携帯しているため、急な読書が必要なときに便利です。しかし、画面が小さいため、長時間の読書には適していないかもしれません。ただし、大画面のスマートフォンもあります。
- ノートパソコン・2-in-1ラップトップ: ノートパソコンや2-in-1ラップトップ(タブレットとラップトップの機能を兼ね備えたデバイス)は、電子書籍アプリを実行することができます。大画面と多機能性が魅力ですが、電子書籍用途には重くて不便かもしれません。
ざっくり分類すると、この4つに分類されます。もちろんデスクトップパソコンでも電子書籍を楽しむことは可能ですが、どのような場所、用途で読書をするかによって、最適なガジェットは変わってきます。
通勤通学時など、電車やバスで利用する場合は、リーダーやスマホが小さくて便利です。既にタブレットやスマホを所有している場合は、リーダーを買う必要はないでしょう。移動時の荷物が少なくて済みます。ただスマホでは小さい、タブレットは大きいと感じるのなら、リーダーの購入も選択肢に入ります。
現在、スマートフォンは大型化が進んでいるので、最新型のスマートフォンをお持ちなら、スマホ+電子書籍アプリがコストパフォーマンスが良いと言えます。
しかしこれはリフロー型の電子書籍、小説など文字で構成された電子書籍の場合です。大きくなったとはいえ、スマホでは写真集や漫画、雑誌などの固定式レイアウトには不向きです。画面サイズだけでなく縦横比も、固定式を読むには不便を感じます。
固定レイアウトの電子書籍を読むのに適したガジェットとして、以下の2つが特に適しています。
- タブレット: タブレットは、固定レイアウトの電子書籍を読むのに非常に適しています。多くのタブレットが高解像度のディスプレイを持ち、カラフルなコンテンツを鮮明に表示できます。また、タッチスクリーン操作ができるため、拡大縮小やページめくりが直感的に行えます。さらに、一般的な電子書籍アプリやリーダーアプリが多くのタブレットで利用できるため、豊富なオプションがあります。
- ノートパソコン・2-in-1ラップトップ: 固定レイアウトの電子書籍は、ページの配置やデザインが重要な場合が多いため、大画面のディスプレイが役立ちます。ノートパソコンや2-in-1ラップトップは、タブレットとラップトップの両方の機能を備えており、読書だけでなく、文書の作成やウェブ閲覧など、他のタスクにも利用できます。
これらのガジェットは、固定レイアウトの電子書籍をより快適に読むことができます。特に、タブレットはそのポータビリティと直感的なタッチスクリーン操作により、電子書籍の閲覧体験を向上させます。一方、ノートパソコンや2-in-1ラップトップは、大きなディスプレイと多機能性により、作業や読書を組み合わせたい場合に適しています。
いすれにせよ選択肢は個人の好みやニーズによって異なるので、自分に合ったデバイスを選ぶと良いというのが結論ですが、それって結局何も言ってないと同じなので、ある程度の指針を表明しておきましょう(笑)
ラノベなどリフロー型電子書籍の読書が中心
スマホ+電子書籍アプリ
Kindleのマンガ中心
Amazon Fire7
雑誌中心
タブレット+電子書籍アプリ
独断と偏見ですが、以上が電子書籍に最適なガジェットといえます。残念ながら一つで全てをまかなうことは厳しい状況ですが、どうしても一つに絞るのであれば、タブレットではないでしょうか?ギリ片手で持てて、仰向けに寝転がって読書が可能なFire7やiPad miniが読書向きのガジェットと言えるでしょう。