電子書籍(写真集)を作る楽しみ
なぜ電子書籍を作るのかと訊かれると、楽しいからと答えます。
楽しいから作る。単純明快な理由です。電子書籍化した写真集は、スマホのカメラロールを眺めたり、インスタグラムを見るのとは、また違った楽しみがあるのです。
作る楽しみ
タブレットやスマホで見る電子書籍とはいえ、基本的な編集作業は紙の本と変わりありません。写真の補正、並べる順番、見せ方、トリミング方法、効果的なテキストの載せ方、表紙デザインなど、編集内容は多岐にわたります。
わたりますが、決して難しい作業ではありません。
もちろん市販のものと同じレベルのファイルを作るには、AdobeのPhotoshopやIllustrator、InDesignなど、技術が必要なプロツールが必須となります。
しかし市販の無料ツールや、使い慣れたワード・ペイントなどでも、十分に電子版の写真集を出すことは可能なのです。
使えるツール、持っているツールを使って、自分のセンスで編集を行う。
これが最初の楽しみです。
最初からプロのようなファイルを作るのは難しいでしょう。でも試行錯誤を繰り返し、何冊か編集するうちに、きっと自分が納得できる一冊が完成するはずです。
見る楽しみ
完成した写真集は、スマホやタブレットに入れて持ち歩くことができます。何冊でも何十冊でも、持ち運ぶことが可能なのです。
こんなことは紙の本だと不可能です。
スマホやタブレットで写真を見る方法としては、カメラロールを眺めたり、インスタグラムにアクセスするのが一般的でしょう。
しかしそれは単に写真を見るだけで、写真集を眺めるのとは異なります。カメラロールもインスタグラムも、単なる写真でしかないのです。
撮った写真を見るのも、もちろん楽しいでしょう。しかし写真集として編集された電子書籍は、記憶や想い出を、より素敵に振り返ることができるのです。
見せる楽しみ
完成した電子書籍は、様々な形で配付が可能です。個人的な内容であるなら、無料のデータ転送サービスを使って、家族や友達に送ることができます。
また自分のサイトやブログサービスを通じて、読者にダウンロードしてもらうこともできます。Kindle形式であるならAmazonで販売することで、より多くの読者を獲得できるでしょう。このサイトはKindleに特化していますが、EPUBやPDF形式の書籍なら、他社での販売も可能です。
作品は他人に見て貰うことで初めて意味を持つと言われています。感想もらう、あるいは批判される、そういった読者からの反応は、創作したあとではたとえようのない楽しみとなるでしょう。
スマホやカメラで撮った写真を、単なる画像データとして誰にも見せないまま放置するよりも、様々な楽しみを体験できる電子出版を、あなたも始めてみませんか?本サイトでは、電子書籍の作り方を連載中です!