本日よりイタニシモトキ氏の写真集「恋、はじまりの頃。」が発売されました。
強気の500円という価格設定をしてきたので、しっかり叱っておきました。素人が撮った素人モデルの写真集に、500円も出す人はいない!お前も煩悩価格の108円で出せ!と。
しかし108円は嫌だ!と頑なに抵抗するので、216円に設定しました。アンリミテッドにも対応していますので、高いと思った方は、そちらでレンタル願います。
内容紹介はこっちでやってます。
今回気になったのは、承諾書の件です。
以前にも書いた通り、Mamegohan Digital Publishingでは、写真集の第一弾として、イタニシ氏の撮影したヌード写真集を出版する予定でした。
しかし残念ながら審査に引っかかりました。内容ではなく、著作権肖像権の問題です。
この画像の権利を、本当に持っているのか?と言われたのに、イタニシ氏はモデルからの承諾書を取っていなかったのです(口頭で契約していたらしいです)
アマゾンさんから届いた内容は、以下のものでした。
お手数ですが、上記の本に含まれている画像に対する権利でお持ちであることを確認できる文書をご提出ください。提出をお願いしたい文書の例としては、お客様が画像の使用に関して必要な権利をお持ちであることを示す、画像の著作権所有者から交付された署名付き契約書や、モデルの年齢を示す書類を含む、本に掲載した各モデルの署名付き肖像権使用同意書などが挙げられます。
モデルとは連絡が取れず、結局第一弾はGR biyoriのOSAKA candidになりました。
アマゾンさんが気にしているのは2点あると思われます。
●著作権・肖像権
●児童ポルノ関係
確かにKindleのアダルト写真集作品紹介ページには、モデルは撮影時18歳以上ですみたいな文言が載っています。ポルノ先進国(最先端)の我が国ですから、こういうものが販売されているのでしょうが、それでも他のアダルトファイル販売サイトとは一線を画すくらい、アマゾンさんは厳格なようです。
では今回出版した、イタニシ氏のポートレイトはどうなのか?
モデルさんには承諾書を出してもらうからと伝えてありました。アマゾンさんからのアクションを見て、それに必要な書類を作ろうと思っていたのです。
ところが、まったくスルーです。そのまま何の問題もなく、出版されました。しかも最速の2時間ちょっとで。
ここで見えてきたのは、アマゾンさんは、ヌードあるいは18禁の着エロなどを除けば、著作権や肖像権に関しては、まったく気にしていないのではないか?ってコトです。
だってスナップと銘打って、女子高生を盗撮してる写真集も存在してますからね。GR biyoriだってスナップショットとはいえ、人物を写してますが、肖像権云々の話はありませんでした。
アダルト系に限って、書類提出が必要。これは単にアマゾンさんのリスク回避の手段なのでしょう。モデルが未成年あるいは承諾なしのリベンジポルノだった場合、訴訟に発展する可能性は高いですからね。あくまでウチは販売代理店です!ってスタンスと、ちゃんと承諾書を求めたというポーズのためだけに、必要なんだと思います。
ではどこから承諾書が必要になってくるのか?次はきわどい水着写真集でも作って、確認してみるしかなさそうです。