本日ご紹介するのは玉川椿希著「実録漫画まとめ 関西人と関東人のカルチャーショック録漫画」です。
奈良県民の主人公が、関東出身者との同居の中で生まれたカルチャーショックをおもしろおかしく描いています。作者は界隈では有名な「卑屈な奈良県民bot」中の人です。
タイトルには「関西人と関東人」とありますが、関西人代表だと自負する大阪市民からすると、これは関西ではなく奈良県民とのカルチャーショックちゃうんか?(ムダに関西弁w)と思うエピソードもあります。
有史以前から関西vs関東の構図はある訳で、今さら感たっぷりなんですけど、やっぱり関東圏の人との文化の違いは笑えます(ここで有史以前って大袈裟ちゃうんか!と突っ込めるのが関西風です)
海外の友人がそこそこいるぼくですが、表面上はお互い合わせているつもりでも、意外なところで全然違う思考になってカルチャーショックを受けることがあります。
同じ国に暮らしていても、似たような状況になるのは興味深いです。でも仲良く暮らしている二人を見ていると、根っこではわかり合えるものなんだなと改めて思える作品でした。
親戚に高知県のとんでもない寒村出身のオッサンと、秋田県の山奥出身のオッサン(どちらも叔母のご主人)がいます。この二人がなぜか仲良しで、法事などで集まると酒飲んで笑ってるのをよく目撃するのですが、どっちも何を言ってるのか分からないレベルで方言が強いです。
お互いに言葉分かってるの?と訊いたところ、どちらもニュアンスは分かるという返答でした(要するに分かってない)
ニュアンスであんなに仲良くなれるんだとショックを受けつつ笑えたのを、この作品で思い出せました。
無料漫画枠ですし、ぜひ手にとって欲しい作品です。オススメです。