昨年末の話ですが、新作「鼻フックバリカタ伝説」を発売しました。全編、おっさんのぼやき、おっさんの自分語りです。
メンタル的にはヤリ●ンですが、フィジカル的には童貞です。その逆でも別に構いません。朝から晩まで、まだ見ぬオミャンコのコトばかり考えてたら、気がつけばオッサンになってました。マジで!?オッサンは語りたい。オッサンはできれば若い女の子に語りたい。そして羨望の眼差しを受けたい。でもムリ。なぜならオッサンだから。そんな煩悩200%の叙情詩と写真。どうか見てやってください。
これまで出版した写真集とは、若干スタイルが変わっていると、作った本人は思っています(同じやんけ!と突っ込まれそうですが)
誰かに吐露したい心情って、みんな持ってると思います。だけど、そういうのって、なかなか吐き出せる機会がないですよね?リアルにぼやけば、愚痴だらけの面倒なオッサンだと思われますし、さりとてツイッターなんかを使っても、そんなアカウント誰も見てくれませんし。
だったら、写真集にしちゃおう。そんな短絡的な動機で、この本は作られました。それ以上でも、それ以下でもないんです。心情吐露することで、自分の精神の安定を図りたい。つきつめれば、モチベーションはそれだけかもしれません。だけど誰もが持つはずの、曰く言い難い何かは、もしかしたら普遍性があるのではないか、単なる愚痴、単なるぼやきを超えて、誰かの心にも刺さるんじゃないか?そんな一縷の希望も確かに存在しています。
写真とテキストは、関係性が深い組み合わせもあれば、まったく無関係なものもあります。これはいつも通りです。今回は、写真よりも、よりテキストというか、心情の吐露にウェイトを置いてみました。
こんな大人になってはダメだと、ヤングを啓蒙するための一冊です。そして分かるよ、その気持ちと、同じ涙を流せるオッサンのための、寓話でもあります。女性にはきっと理解できないでしょうが、男性には共感してもらえるんじゃないかと信じています。よろしければダウンロードしてやってください。
いつもの写真集より、お高い値段設定なのは、その価値があると信じているからです。でももちろん今回もアンリミテッド対応なんで、レンタルしていただいても結構です。どうか僕の叫びを聞いてください。オッサンだって語りたいのです。