Kindle製作日記

取りあえず電子書籍を作ってみる

電子出版をしようと思ったのですが、どうやって良いのかまったく分かりませんでした。

取りあえず目標としてはスマホで読めて、ブログ経由で配布することでした。この時点ではKindleの存在すら知りませんでした。いや、そういうガジェットがあるのは知ってましたが、本として機能していることを知らなかったのです。

また販売するという感覚もありませんでした。どこで販売するにしても、その手続きは煩雑なのが予想できたし、そもそも売るという気持ちもなかったのです。

今は販売しているワケですが、それは「売る」という「利益を得る」という目的ではなく、より簡単にたくさんの人に見てもらえる手段として利用しているんですね。

最初に思いついたのがPDFでした。PDFならスマホで読めます。

取りあえず試作品として、スマホで読めるPDF写真集を作ることにしました。

まずはサイズです。自分の使っているスマホの解像度に合わせることにしました。iPnone7は750ピクセルx1334ピクセル。使うソフトはAdobeのPhotoshopとInDesignです。

写真を選んで、Photoshopでリサイズします。それをInDesignに貼ります。InDesignのドキュメントプロファイルはデジタルパブリッシングを選びました(PDFなら、これはプリントでもWEBでも良かったかもしれません)

試作品なので、サクっと完成です。PCからスマホに送って確認しようとしました。残念、サイズが大きすぎて、メールでは送れませんでした。

これは写真の解像度が高すぎたためです。商業印刷の癖で350dpiにしていたんですね。

72dpiでリサイズし直して作り直しです。しかしこれでも相当重たいデータで、メールでは送れません。FTPでアップして、ダウンロードして見ることにしました。

見ることは出来たのですが、なんか違うなというのが、第一印象でした。

まずめくる感覚がないのです。当たり前ですが、縦のPDFでは、下にスクロールして写真を見ることになります。巧く表現できないのですが、これに違和感を覚えたのです。

PCで見るならともかく、スマホで見る場合、PDFは向いてないと思いました。

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