今回は電子書籍の販売数が伸びる時期について、ちょっとした気づきを共有したいと思います。実はMamegohan Digital Publishingが出している電子書籍って、夏のお盆休みと年末年始休暇の時期にグッと売上が伸びる傾向があるんです。なぜこの時期に売上がアップするのか、その理由をいくつか推測してみました。
まず一番に思い当たるのは、やっぱり「時間に余裕ができるから」ではないでしょうか。普段は仕事や学校、家事などで忙しくて、読書にあてる時間がなかなか取れないという人も多いと思います。でも、お盆休みや年末年始は長めの連休があるので、「そういえば積読になってた本読もうかな」とか、「ちょっとリラックスした時間を過ごしたいな」と思う人が増えるんですよね。そんなときに、ふと電子書籍を手に取ってもらえるのかもしれません。
次に、帰省や旅行が関係している可能性もあります。例えば、実家に帰る新幹線の中とか、飛行機の待ち時間、あるいは旅先の夜に「ちょっと読書でもしようかな」となることってありますよね。紙の本よりもかさばらず、スマホやタブレットがあればすぐ読める電子書籍は、まさにこういう時の強い味方です。荷物をできるだけ軽くしたい人にとっては、電子書籍ってすごく便利なんですよ。
それからもうひとつ、年末年始やお盆って「自分と向き合う時間」ができる時期でもあると思うんです。新しいことを始めようとしたり、今の生活をちょっと振り返ってみたり。そんなタイミングで、自己啓発系の本やエッセイ、趣味系の本がよく読まれている印象もあります。Mamegohan Digital Publishingの出しているジャンルでも、物語的なおっさんポエムがこの時期に特に選ばれることが多いようです。
そして最後に、単純に「セールやキャンペーンの時期」っていうのもあるでしょう(笑)この時期はKindleに限らず電子書籍ストアが大型のセールを行うことも多いので、「いつもはあまり買わないけど、せっかくだし読んでみようかな」みたいな、ちょっとしたキッカケになってるのかもしれません。
というわけで、お盆休みと年末年始に電子書籍の販売数が伸びる理由をいくつか考えてみました。もしこれから電子書籍を出そうとしている方がいたら、こういう季節的な動きをちょっと意識してみるのも面白いと思います!