OSAKA candidシリーズ、ついに完結です。2018年の1月18日に、Mamegohan Digital Publishingの電子書籍第一弾として、OSAKA candidを発売しました。一作目は2016年の1月から12月の記録です。
怠惰に生きるサラリーマンの日常。そんなもん出版して誰が見るんだ!?って感じですけれど、下には下のヤツがいるんだなと安心するのもヨシ、これに比べりゃ、まだ自分はマシだな、お気の毒と憐憫の心を持つのもアリでしょう。共感するわ~と涙を流してくれたら、これ以上の喜びはありません。
発売時、このような説明文を綴っていますが、当時の自分も、まさか自分が今のように落ちぶれるとは想像もしていませんでした(笑)
本シリーズを今作で終了するのは、割と以前から決めていました。理由はただ一つ、マンネリです。別シリーズである「おっさんぽえむ」と、写真や内容がかぶってきてるってのも要因かもしれませんが、OSAKA candidという体裁に、自分も読者も飽きてきてると思ったんですね。
初期に出したOSAKA candidには、高評価やコメントがついたものですが、さすがに20巻を迎えると、それも少なくなりました。諸君、飽きるの早いよ!?(早くはない)
そういう訳で、単なる日常を何も考えず撮っただけのOSAKA candidはこの21巻にて終了します。本当はキリの良い20巻で終わらせる予定だったのですが、前回出した19巻のファイルが大きすぎて一度では出版できず、分冊化して一緒に20巻を出しちゃったのです。中途半端!でもそういう半端具合も自分らしいかなと、思ったり思わなかったりしています。
今作はモノクロ写真多めでお送りしました。モノクロはすべてオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIIで撮影しています。安易に森山大道ごっこができる、ラフモノクロームIIってフィルタを使用しています。カラーはキヤノンの1Dx Mark IIか、1D Mark IVです。1Dx Mark IIは生活苦のため手放しました(笑)
秋くらいまではアグレッシブに外出していたので撮影枚数も多いのですが、寒くなってからは自宅の写真しか撮っていません。今回は意識的に自宅写真は載せていません。年間撮影数は、圧倒的に室内写真なんですけど。そういうのはおっさんぽえむで使用したいと思ったので外しました。
テキストも過去作に比べて、若干少なめにしています。写真一本で勝負って訳ではなく、心情的にあまり語ることがなかっただけです(笑)
7年間ものご愛顧ありがとうございました。まだ見てない巻があるよ!って方は、思い出した時にでもレンタルしてやってください。煩悩価格108円を貫きましたが、レンタルしていただく方が、コレ(親指と人差し指で輪っかを作る)が多めに入るんで!
ではまた、次の電子書籍でお会いできることを、楽しみにしています。