Instagramを見ていたら「アマゾンであなたの本を個人出版しませんか」「あなたの本を無料で出版できます」という広告が出てきました。
Kindleとペーパーバックの案内だと思いますが、詳細を見ようともう一度確認しようとしたところ、二度と同じ広告は出てきませんでした(笑)
「無料で出版できます」ってのは、嘘ではありませんが正確ではありません。電子書籍やペーパーバックは無料ですが、恐らく製作代行でそこそこの料金が取られる筈です。
インスタとフェイスブックの広告は無審査です。普通、広告には審査があります。テレビCM、新聞広告、電車の中吊りなど交通広告は、媒体はもちろん代理店も基準を設けています。誤解を招く表現や嘘の宣伝をしちゃうとJAROにタレ込まれちゃうんですよね。
今は緩和されたっぽいですけど、10年くらい前って、電車内広告にQRコードを載せられなかったんですよ。車内で携帯のカメラを使うことになるって理由で。それって代理店の独自基準で、鉄道会社への忖度だった気がします。
その点、影響力がある筈のSNSに出てくる広告は、怪しい内容でも無審査で出てきます。SNSの多くが外資なので、トラブルなんか知ったこっちゃねぇよ!自己責任だよ!こっちは広告費貰えたら何でも載せるんだよ!ってスタンスなのでしょうか?インスタやフェイスブックを運営しているメタ・プラットフォームズは確実にそういう姿勢ですね。
フェイスブックには詐欺の広告が定期的に出てきます。デジタルカメラの通販です。あり得ない価格で販売してますが、もちろん見た瞬間に分かるレベルの詐欺です。普通は欺されない。でもフェイスブックって情報に疎いおじいちゃんたちが使ってるイメージあるんですよね。実際、広告のコメント欄に「お金を振り込んでも商品が送られてきません。どこに問い合わせれば良いのでしょうか?」という善良なユーザーの言葉が載っていました(笑)常識的に考えて最新式のデジタルカメラが90%オフで買える訳ないんですけど。
2018年にMamegohan Digital Publishingもフェイスブックに広告を出しました。表示させる相手の年齢や住居などのセグメントはありましたが、宣伝する内容については、まったくの無審査だっと記憶しています。これはSNSに限ったことではなく、Google広告も同じでした。設定しながらつくづくネットってものは自己責任だなと感じたのを覚えています。
とにかくネットに出てくる「無料」ってのは嘘です。Twitterでお金あげますってアカウントありますけど、もちろん嘘ですよね。どうして欺されるのか不思議です。不思議ですがこの欺される心理を研究すれば、効果的な宣伝が打てるのではないでしょうか?
Mamegohan Digital Publishingは有料でKindle本の製作代行をしています。有料です!有料ですがボッタクリではありません!怪しげなところに発注するなら、ムダに5年以上の実績のある我々にご依頼されてはいかがでしょうか?(笑)