本日ご紹介するのは先週からアニメの始まった、桜井のりお著「僕の心のヤバイやつ」です。
東京都目黒区洗足を舞台に陰キャの中二病少年・市川京太郎と陽キャの美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディである。
市川京太郎は中二病を患う中学2年生で、日々殺人の妄想を繰り広げていた。彼は自分と対照的な同級生・山田杏奈から見下されていると思い込んでおり、特に彼女を殺したいと思っていた。
ある日、京太郎は山田が学校に食べ物を持ち込み、図書室で食べているのを目撃する。その後も山田は美少女のイメージとはかけ離れた言動をとり、京太郎はそんな彼女を放っておけなくなるが、その理由が分からず煩悶する。そんな折、体育の授業で山田が負傷するアクシデントが起こる。負傷に涙する山田を見ていた京太郎もいつしか泣いており、自分が山田に恋していることを自覚する。
一方の山田も当初は京太郎のことを特に気に留めていなかったが、次第に彼に関心を抱き、お気に入りの漫画を貸すなど自分から積極的に交流を図るようになる。そして2学期最後の登校日、山田は漫画の続巻を貸すという理由で、クリスマス・イブに京太郎と会う約束を取り付ける(wikiさんより)
陰キャで分かり易い中二病の市川君が、スクールカースト最上位の山田さんの殺害を日々妄想するのですが、もちろん妄想の域からは出て行きません。当初は陽キャに対する嫉妬というか逆恨みで山田さんを目の敵にするのですが、徐々にそして突然、恋心を自覚します。
山田さんもとある出来事をきっかけに市川くんを意識し始め、やがて恋心を抱きます。しかし自己肯定感が低い陰キャ童貞の市川くんには、なかなか思いは通じません。
山田さんの天真爛漫な可愛さと、市川くんの時々明後日の方向を向いている行動力が、このラブコメの魅力です。かつて「みつどもえ」というヒット作を放った作者の最新作で、現在もコミック配信サイトマンガクロスにて連載中です。4月30日の23時59分までの期間限定で、2巻までがアンリミテッドで無料公開されています。
アニメもプライムビデオで配信されていますので、併せて楽しんでみるのはいかがでしょうか?