昼休みにKindleで写真集を眺めていました。某SKE48からAVへ転身された方の写真集です。タレント写真集枠で、年齢制限もありませんでした。水着かセミヌードでしょ?という感覚で開くと、普通にヘアヌード写真集で驚きました。
AV女優の写真集でB地区や毛が見えたくらいでは驚きません。僕が驚いたのは、アダルト枠ではない場所で販売されている写真集が、ヘアヌード掲載だったことにです。
もちろん大好きな壇蜜さんの写真集を始め、タレント枠なのに乳首が確認できるものもあります。でもそれってあくまで着衣の上で、うっかり見えちゃいました!ってお約束が前提であったのです。まさかここまで、身も蓋もなくおっぴろげな写真集が、一般枠で存在するなんて。本当にAmazonさんというかKindleさんというか、具体的にはおそらくAmazon.co.jpさんなのでしょうが、アダルト商品に対するダブルスタンダードには驚きます。悪い意味で。
再三ここでは記事にしましたが、Amazon Kindleで、個人がアダルト写真集を出すのは難しいのが現状です。考察の結果、それは訴訟や事件へのリスク対策が根本にあるのではないかという結論に達しました(あくまでmamegohan-dpの私見ですよ!)
一般常識に鑑みて、乳首やヘアが写っていれば、アダルト枠だろうと判断したのですが、Amazonさんにとっては、それは問題ではなかったのです。まったく。微塵も。
Amazonさんにとって重要なのは、ナニが見えていようがなかろうが、アダルト枠で素人に写真集を出させないことだったのです。
以前、アダルトの方が販売数が上がるのではないかという記事を書きましたが、下世話な写真を販売目的にしている個人は、どうしてもアダルト枠で写真集を出したいのです。しかし児童ポルノやリベンジポルノのリスク回避が難しい個人に、自由に出版させる訳にはいきません。その結果、アダルト写真集を出版しているのは、ほとんどがAVレーベルやエロ系出版社となっています(孤高な個人も多少は存在しますが)
要は、出版者が会社であれば良いのです。相手が会社組織であれば、Amazonさんが危惧するリスクも個人相手に比べれば、遙かに回避できます。極論ですが、アダルトファイルの審査とは、出版する側が個人か組織かのチェックなのです。
なので、たまーにですが、モザイクのかけ忘れみたいな「お宝写真(笑)」が掲載された写真集が存在するのでしょう。チェックがずさんだから見逃すのです。そしてアダルト枠でなければ、中身のチェックはしないので、一般枠なのにヘアヌードが販売されているのだと推測できます。もちろん今日驚いた元SKE48の写真集は、そこそこ知られている出版社&タレントなので、黙認された可能性も否定はできませんが。
我々は、アダルト枠で儲けようというスタイルではないので、これはもしかしたら好機かもしれません。ハナからアダルトにしないと!とまじめに考えた結果、出版を拒否されたんですが、文学的に必要だから仕方ねぇだろ?と開き直って一般販売にしたら、あっさり出版できましたからね。おそらくですが、今後アダルト写真集を出版することはないと思います。
今後も一般書に対する審査が、ゆる~く続くことを願います。