写真を撮っています。
仕事では広告用の人物だけですが、日常的にはスナップというか、自分の周辺のモノにカメラを向けてます。
ただ下手の横好きレベルなんで、写真単体で誰かに評価されることはナッシングです(笑)
言い訳ですけど、そもそも写真単体で勝負する気がないんですよ。
勝負って、何と戦うんだ!?って感じですが。
「写真を使った何か」
これを作りたい。そう思って僕はカメラを手にしました。
たとえば今Amazonで販売中の写真集ですが、これは写真と短いテキストで構成されています。
テキストはキャプションというよりも、それ単体で伝えたい言葉なのかもしれません。
小説でいえば、写真が地の文で、文章が会話文みたいな感じです。
便宜上、写真集と表現していますが、これは恐ろしく文字の少ない小説だと思っています。
偉そうに言っちゃうと、自然主義文学。
ただ僕には文才もないので、ホンモノの小説は書けない。だったら写真と少ない言葉で、読み手にとっては小説を読んだような気持ちになってもらえるものが作れないか?
その答え、現状での答えが、My average daysなのです。
実はキンドルで出す前に、ロップリブという媒体で同じようなものを出してました。その後、静止画データに音楽を付けて動画にして、個展やワークショップで流していました。
ただどうしてもYouTubeにアップして見てもらうことには、抵抗があったんですよ。
動画はちょっと違うなぁと思ったんです。
確かにより多くの人に見て貰える可能性はあるし、写真を使った何かであることには変わりないんですけど、視覚効果や音楽の入った動画は違うなぁと。
そういう時に、ふと思ったんですよ、電子出版ってどうなんだろうか?
自分のスキルでも出来そうですし、手軽に皆に読んで貰える気がしました。